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大学入試は目的ではなく手段

大学入試に備えることは大切ですが、その前に必要なのは、何を学ぶのかという目標の設定です。
どうしても目の前のハードルが気になりますが、大学入試は手段であって、その先に自分が求めるものがなければ意味がありません。
そこで必要となるのが学部研究です。
具体的な大学選びより前に、まず学系を固めないと志望校を絞り込むことは難しくなります。
大学入試は学系で課される科目も出題範囲も大きく変わりますので、まず学系を決めることが先決です。
3年生の秋になると、AO入試が活発に行われるようになりました。
もちろん学校推薦型選抜もありますので、できれば3年に上がったときには、大体の志望学系は固めておきたいところです。
本当に興味の持てる分野が見つからないと、モチベーションを上げようとしても上がりません。
必死で勉強して合格し、晴れて入学したら何にも興味がないというようでは、何のための進学かわからなくなるでしょう。
ただ、大学卒業後の道と、学部とが必ずしも直結するとは限らないのも事実です。
自分が興味・関心を持っている分野、得意とする分野から考え、大学で探究したいものが何かを考えるとよいでしょう。

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