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台湾の大学入試は2つの制度がある

海外でも日本のセンター試験に似た大学入試制度は存在していますが、大学入試制度が2つある国も存在しています。
台湾では高校生向けの入試制度が2つ存在しており、1つは大学入学指定科目考試、もうひとつは大学学科能力測験です。
大学学科能力測験は、日本のセンター試験にあたり、試験の結果によって大学に出願できるかどうかが決まります。
出願した後、二次試験を実施し、合格した人だけが大学に通えるのが特徴です。
もうひとつの試験である大学入学指定科目考試では、試験の結果を利用して大学に出願しますが、大学側は試験の結果だけで大学の合否を判定する部分が、他の試験との違いとなっています。
大学入学指定科目考試では、志望する大学の学部が指定した科目を受験しなければならず、マークシート式と記述式の問題に分かれており、100点を満点としているため、日本のテストと似ている部分が少なくありません。
なお、大学入学指定科目考試では10科目、大学学科能力測験では5科目となっています。

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